研究・開発

ビル空間を、そして都市を創る力になる。
世界をリードするマザー工場「稲沢ビルシステム製作所」
1964年、エレベーターやエスカレーターの専門工場として設立され、現在はビルマネジメントシステムの開発・製造を担う愛知県の稲沢ビルシステム製作所。先進の生産システムと匠の技術を誇るマザー工場として、世界の約100の国々で高品質な製品を次々と展開してきました。製作所内にそびえたつSOLAÉ(ソラエ)は、世界最高レベルのエレベーター試験塔です。次代の超高層・超高速エレベーターを生み出すために、駆動制御性や安全性、重要部品開発、乗り心地など、さまざまな実証実験を実施しています。
また、稲沢ビルシステム製作所では、製品の小型・軽量化、製品リニューアルや保守部品のリユース、リペアによる省エネ・省資源の実現に取り組み、世界をリードする工場として持続可能な地球環境の実現へ貢献していきます。

変化するニーズを捉え、安全・安心・快適な製品を研究・開発
私たちは、常に利用者の立場に立った製品の研究・開発を念頭に、年間約1万台、累計50万台以上のエレベーターやエスカレーターを世界中に送り出してきました。たとえば、建築物の高層化が進み、エレベーターの高速化への需要が高まる中、開発段階から3Dデータをもとに強度解析、振動・騒音解析などのシミュレーションを実施しています。
また、海外の製造拠点でも、その地域のお客さまのニーズに応えた製品の開発・製造を行い、提供しています。お客さまの声に耳を傾け、より安全・安心・快適な製品の提供に向けて改善を図ることも私たちの大切な務めです。


さまざまな開発検証で厳しく性能評価
製品の機能向上にともない、より高い信頼性が求められるようになってきました。私たちはエレベーターやエスカレーター、ビルマネジメントシステムをいつでも安心してご利用いただくために、さまざまな使用条件や環境などを考慮し、細部に至るまで安全性を検証しています。強度や耐久性のチェックから、万が一の際の動作確認まで、ありとあらゆる状況を想定し、繰り返し検証を行うことで、磨き抜かれた製品を開発し続けています。



