取り扱いをしっかり覚えて、非常時の備えに。
日常の点検 ③インターホン
インターホンは、非常時にかご室内と管理室などの外部との連絡を可能にする大切な装置です。
ここでは、管理者の方が点検時に留意すべき事項と操作方法を説明いたしますので、しっかりと覚えてください。
インターホンは24時間外部と連絡がとれることが必要です。
インターホン点検時に留意すべき事項
即座に応答できる体制を
エレベーターの運行中は、インターホンの呼び出しに即座に応答できる体制を確立してください。
警告
インターホンの応答ができないと、かご室内からの連絡がとれなくなり、閉じ込め等の発生時に対応が遅れるおそれがあります。
インターホンの設置場所が以下の場合移設や増設が必要となります。
- 管理者の方が常駐していない部屋(管理人室等)
- 個人の住戸内
※ 詳細は当社へご相談ください。

受話器はいつも正しい位置に
受話器は、常に正しい位置にセットしておいてください。
警告
受話器が外れたままになっていると、かご室内から呼び出しをしても、受信側の呼び出し音が鳴らず、対応が遅れるおそれがあります。
通話チェックは2人1組で
インターホンの通話チェックは、かご室内に1人、管理室などの設置場所に1人の、2人1組で行ってください。
通話チェックの際は、お互いの声が聞き取れるか、音量・音質が正常かをチェックしてください。

インターホンの操作方法
管理室からかご室内へ連絡するときは…
受話器をとるだけで、そのままかご室内と通話することができます。
エレベーターが2台以上あり、インターホンに号機選択ボタンが付いている場合は、受話器を外し、該当するエレベーターの号機選択ボタンを押してから話してください。

管理室のインターホンが鳴ったら…
受話器をとって応答してください。
受話器を取っても応答がない場合は、かご室が正常に運行されているかをご確認ください。
エレベーターの異常を発見した場合は、当社へ速やかにご連絡ください。
