六鹿 香（むしか かおり）さん／愛知県在住

　三菱電機ビルソリューションズ株式会社（取締役社長 織田 巌、本社：東京都千代田区）は、「絵画展　口と足で表現する世界の芸術家たち」（入場無料）を、2025年8月22日（金）に、当社の昇降機（エレベーター・エスカレーター）の開発・製造拠点である「稲沢ビルシステム製作所」（愛知県稲沢市）で開催いたします。

　当日は、地域の活性化と近隣住民の皆さまとの交流を目的に、年に一度開催している夏まつり「SOLA fes. in 三菱電機ビルソリューションズ」を同所で開催しており、本絵画展はその催しの一つとして行い、ご自由に入場いただけます。絵画展の会場では、愛知県在住の画家・六鹿 香さん（口と足で描く芸術家協会所属）による実演も予定しています。

　本絵画展は、両手の自由を失った世界各国の画家（口と足で描く芸術家協会所属）が、口や足で絵筆を取って丹精を込めて描いた作品を展示する展覧会で、当社の従業員参加型の社会貢献活動として1992年から開催しています。愛知県での開催は、2019年11月に長久手市で実施して以来となります。

・展覧会名：「絵画展 口と足で表現する世界の芸術家たち」
・開催日時：2025年8月22日（金）15：00～18：45
・開催場所：当社「稲沢ビルシステム製作所」（愛知県稲沢市菱町１番地）
　　　　　　　SOLAÉ place（ソラエプラス） 3階
・展 示 数：36点
・主　　催：三菱電機ビルソリューションズ株式会社
　今後開催する場所やスケジュールは順次、当社HPなどでお知らせいたします。

　1992年の初回開催時から、社員やその家族等のボランティアで運営を行いながら継続開催しており、これまで延べ295回開催、来場者総数は約829,000人に上ります（2025年7月時点）。ご鑑賞いただいた方々に、手で絵筆を持たずに描く画家の存在を伝え、絵画から得られる感動を共有することで、共生社会実現の一助とすることを目的にしています。
　「絵画展 口と足で表現する世界の芸術家たち」HP
　 https://www.MEBS.co.jp/sustainability/gallery/

1999年　愛知県名古屋市で未熟児として生まれ、三重県四日市市で育つ
　　　　　　生後4カ月で先天性多発性関節拘縮症との診断を受ける
　　　　　　保育園のお絵かきの時間に先生から教えられ口で描き始める
2015年　第21回NHKハート展に入選
2016年 「G7伊勢志摩サミット2016」のロゴマークのコンテストでデザインしたマークが、
　　　　　　応募7,084点の中から最終候補14点に選出される
2016年　パソコン検定3級を取得
2017年　特別支援学校高等部を卒業、介護施設に障がい者雇用にて就職
2017年　三重県で開催された展覧会で口と足で描く芸術家協会を知る
2018年　将来自立する道として画家を志し、口と足で描く芸術家協会への所属を決意
2019年　口と足で描く芸術家協会の奨学金給費生として認定を受ける
2020年　家族から独立し、名古屋市で念願の一人暮らしを始める


・団 体 名：口と足で描く芸術家協会
・設　　立：1956年（リヒテンシュタイン公国）
・会　　員：69の国や地域に約740名(そのうち、日本人は18名)　※2025年4月現在
・連 絡 先：TEL:03-3267-2881、E-Mail:mfpa@mfpa.co.jp
・住　　所：東京都新宿区市谷砂土原町3-4
・活動内容：世界各国で画家として自立を目指す障がい者の支援、教育、救援、福祉事業等
・ U　R　L：https://www.mfpa.co.jp

1．出身国	【画家の出身国】8か国 アルゼンチン、スイス、イタリア、オーストラリア、ドイツ、スペイン、中国、日本
2．絵画の種類
3．描画方法	4．画家の性別
5．主な作品 「山村の秋」（F30） 森田　真千子（日本）	「ウィーンの街並み」（P12） 古小路　浩典（日本）
「少女とひまわり」（50×40） クリストバル・モレノトレド（スペイン）	「ふくろう」（68×42） マルリーズ・トバエ（スイス）

繊細なタッチで描かれた作品を展示。中には 1メートルを超えるサイズの作品もあります。		絵画の中心の高さを少し低めの1.4ｍに統一し、車椅子の方でも見やすいように工夫しています。
「口と足で描く芸術家協会」の所属画家にご協力いただき、実演を行いました。