口で絵画を描く画家（森田 真千子氏、口と足で描く芸術家協会所属）

　三菱電機ビルソリューションズ株式会社（取締役社長 織田 巌、本社：東京都千代田区）は、「絵画展　口と足で表現する世界の芸術家たち」（入場無料）を、2025年11月7日（金）から9日（日）まで、当社関西支社が入居する「大阪アメニティパークOAPタワー」（大阪市北区）で開催いたします。

　本絵画展は、両手の自由を失った世界各国の画家（口と足で描く芸術家協会所属）が、口や足で筆を取り丹精込めて描いた作品を展示するもので、当社の従業員参加型の社会貢献活動として1992年から継続開催しています。会場では、大阪市在住の画家・森田真千子氏（同協会所属）による実演も予定しています。「大阪アメニティパークOAPタワー」での開催は2018年以来となり、今回で4回目です。

・展覧会名：「絵画展 口と足で表現する世界の芸術家たち」
・開催日時：2025年11月7日（金）～11月9日（日） 各日10:00～18:00（最終日17：00迄）
・開催場所：大阪アメニティパークOAPタワー 1Fエントランスホール
　　　　　　　大阪府大阪市北区天満橋一丁目8番30号
・展 示 数：約50点予定
・実演日時：森田 真千子氏による実演を以下の日時で予定しています。
　　　　　　　体調等により変更の可能性があります。
　　　　　　　11/7（金）・11/8（土）11：00〜15：00、11/9（日）11：00〜16：00
・主　　催：三菱電機ビルソリューションズ株式会社 関西支社

　今後開催する場所やスケジュールは順次、当社HPなどでお知らせいたします。

　1992年の初回開催時から、社員やその家族等のボランティアで運営を行いながら継続開催しており、これまで延べ297回開催、来場者総数は約830,000人に上ります（2025年10月時点）。ご鑑賞いただいた方々に、手で絵筆を持たずに描く画家の存在を伝え、絵画から得られる感動を共有することで、共生社会実現の一助とすることを目的にしています。
「絵画展 口と足で表現する世界の芸術家たち」HP 　https://www.MEBS.co.jp/sustainability/gallery/

1956年4月生れ／大阪府／口で描く 兵庫県出身。生後10カ月で高熱のため脳性マヒとなる。両手が全く使えず、体幹マヒ、四肢マヒ。小学校入学と同時に口で字を書き始め、鉛筆を意思通りに動かすことに成功した。養護学校高等部で描画を始め、卒業後の絵による自立を決意する。才能の上達を目指して努力を重ね、公募展、グループ展などに頻繁に参加、口と足で描く芸術家協会への加入を許される水準になった。1999年には作品「コスモス」が岡山市南ふれあいセンターに陶版画として飾られた。趣味は新短歌。歌集「心の掌」「風の画布」を発表している。

・団 体 名：口と足で描く芸術家協会
・設　　立：1956年（リヒテンシュタイン公国）
・会　　員：69の国や地域に約740名(そのうち、日本人は18名)　※2025年4月現在
・連 絡 先：TEL:03-3267-2881、E-Mail:mfpa@mfpa.co.jp
・住　　所：東京都新宿区市谷砂土原町3-4
・活動内容：世界各国で画家として自立を目指す障がい者の支援、教育、救援、福祉事業等
・ U　R　L：https://www.mfpa.co.jp

1．出身国	【画家の出身国】13か国 カナダ、アルゼンチン、スウェーデン、スイス、イタリア、オーストラリア、ドイツ、スペイン、スロベニア、ギリシャ、中国、韓国、日本
2．絵画の種類
3．描画方法	4．画家の性別
5．主な作品 「ウィーンの街並み」（P12） 古小路　浩典（日本）	「少女とひまわり」（50×40） クリストバル・モレノトレド（スペイン）
「山村の秋」（F30） 森田　真千子（日本）	「ふくろう」（68×42） マルリーズ・トバエ（スイス）（日本）

繊細なタッチで描かれた作品を展示。中には 1メートルを超えるサイズの作品もあります。

絵画の中心の高さを少し低めの1.4ｍに統一し、車椅子の方でも見やすいように工夫しています。