みまもる——

メンテナンス・遠隔管理

常にお客さまのビル設備を見守り、万が一の際も迅速に対応できる技術・体制を備えています。

メンテナンス

人と技術で、絶えず安全・安心・快適を保つ。

約6,000人のフィールドエンジニアと約400項目にのぼる厳しい点検内容

専門技術者である約6,000人のフィールドエンジニアが、エレベーターやエスカレーター、空調・冷熱機器などの万全なメンテナンスを実施。エレベーターにおいては、国土交通省が策定した約140の点検項目をさらに細分化した約400項目にのぼる厳しい点検内容を設けています。また、エレベーターやエスカレーター、空調・冷熱機器などのビル設備は情報センターで遠隔で監視するとともに、日々の運転データも蓄積。予防保全の考え方のもと、長年にわたり培った技術とノウハウに、AI技術も活用して、劣化状況や異常に至る前の予兆を判断し、機能維持とトラブルの未然防止に努めています。

図:必要最低限の点検内容(※1)約140項目(※2)すべての昇降機に必要とされる最低限の保守点検項目です。 当社の定めた点検内容約400項目(※2)より安全・安心・快適にご利用いただくために当社が定めた保守点検項目です。
  • 1「昇降機の適切な維持管理に関する指針」及び「エレベーター保守・点検業務標準契約書」…エレベーターなどの安全性維持のために所有者・管理者が参考とすべき指針/契約書(国土交通省 発行)。「建築保全業務共通仕様書」…各省各庁の施設管理者が官公庁施設の保全を実施するための基準(国土交通省 監修)。
  • 2三菱機機室レス・エレベーター「AXIEZ-LINKs」の標準的な仕様の場合(エレベーターの機種によって異なる場合があります)。

万が一の設備のトラブルや、地震などの災害時も迅速に復旧

エレベーター・エスカレーター、空調・冷熱機器などのビル設備に故障やトラブルが発生した場合は、エンジニアが正確な情報に基づき迅速に対応します。また、地震発生時、地震時管制運転装置の作動により停止したエレベーターは、異常がなければ自動で運転を再開しますが※1、揺れが大きい場合はエンジニアがいち早く復旧体制を整え、現場に駆けつけます。万が一、エレベーターに閉じ込められても、情報センターから遠隔操作で利用者をスピーディーに救出します。

  • 1運転再開には、一定の条件があります。

東日本大震災での対応例

2011年に発生した東日本大震災では、全国からエンジニアを被災地に派遣。当社設備でも物流センターの自動倉庫損傷、支店や営業所の損傷・閉鎖を強いられる中、総力を挙げて復旧対応にあたりました。

図:地震発生 2011年3月11日(金)14:46 最大震度7/M9.0 昇降機停止台数約59,000台(※1)発生から3日後の復旧率94%(※2) 東北地方を中心とした被災地へ全国から約600名を派遣(※3)
  • 12011年3月11日~3月13日の3日間で発生した本震・余震などにより、停止した全社延べ台数。
  • 2物損および建物側の被害によるものを除く。
  • 32011年5月31日までの東北支社、関越支社受入れ応援者の延べ人数(ファシリティ部門など含む)。

遠隔管理

さまざまなビル設備を遠隔で一括管理

お客さまのビルの受変電設備や給排水設備、空調・冷熱機器、監視カメラ(防犯カメラ)設備などの設備機器が正常に稼動しているかを、常に、情報センターで遠隔監視するサービスも提供しています。他社製品を含め複数のビル設備を一括で管理することが可能。万が一、異常信号を受信した場合は、専門のエンジニアが出動して迅速に対応します。また、電力使用量などの各種データを収集・分析。運転状況を見える化することで、効率的な省エネ管理も実現します。

つくる、みまもる、進化させる  

ビル設備の開発からメンテナンス、リニューアルまで。私たちは、一貫した事業運用体制で絶えず技術とサービス品質を革新し、お客さまのニーズにスピーディに応えます。