
1945年に愛知県名古屋市で創業し、什器や備品の企画開発、製造から店舗開設のプロデュース事業など幅広い事業を展開されている陳列機器の総合メーカー「Chunichi Group」。そのグループの一翼を担う中日産業株式会社様が、2019年2月、名古屋市内に中日販売(株)本社ビルを竣工。省エネ・環境対策に注力されていることもあり、三菱電機のBuilUnity(ビルユニティー)を核に多くの三菱電機製品を導入いただき、ZEBの建物を建設されました。その経緯と効果をご紹介いたします。
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インタビュー
日々のビル管理業務の負担を減らしたい
ビル利用者の利便性や快適性を損なわずにビル管理業務を効率化したい
より効率的に複数の建物を管理したい
ビル設備の遠隔監視・制御や、
管理の自動化につながる仕組みを構築することで、
日々のビル管理業務を効率化することができます。
ビル管理業務を効率化するにはビルの管理状況に応じた対処が重要です。
遠隔地や複数拠点を管理している場合は一括で遠隔監視/制御できる仕組みが効果的です。
ビルの管理体制は状況に応じて様々です。例えば、管理対象のビルに管理者が常駐していないケースや、距離の離れた複数のビルを管理するケースもあります。このような場合、管理者が1つ1つのビルに直接訪れ管理を行うことは効率的とはいえません。そこで、離れた場所からビルを遠隔で監視/制御することで業務の効率化をはかることができます。
また、複数のビルをバラバラに管理するのではなく、遠隔で一括管理することでより効率的な運用ができるようになります。
例えば、当社のビル管理・セキュリティ―システム(BuilUnity)では、各種設備の監視/制御や、入退室管理など、様々なビル設備を一括で管理することができます。
具体的には、空調や照明の消し忘れ防止や、エレベーターの不停止階の制御などで省人化が可能です。さらに、入退室管理機能と連携した在室人数の把握や、在室人数に応じた最適な空調・照明の連動制御ができます。業務の効率化もしつつ、より省エネ効果が高く快適な室内環境の提供につながります。
また、三菱製品である空調コントローラーや、照明制御システム、入退室管理システムなどと連動制御することで、高機能な制御を実現し、省エネによるランニングコストの低減も期待できます。
また、クラウドサービスを利用することで遠隔によるビル設備の管理・制御ができます。
時間や場所を問わず設備の運用管理が可能です。また、スマートフォンやタブレットからの確認もできより利便性が高まります。
ビル管理業務に関連して求められる日々のレポートやデータの集計を自動化/効率化することも効果的です。
電力などのエネルギーデータや設備稼働データを日報や月報として表示/出力でき、データ集計の手間を減らし、省力化につながります。
労働力不足を背景に、ビル管理業務も更なる効率化・省人化が求められています。
サービスロボットの円滑な移動支援や誘導システム活用が効果的です。
従来は人手によって対応していたビル管理に関連する業務でも、さまざまな機器やシステムへの代替が進んでいます。
労働力不足を背景に、更なる効率化・省人化が求められています。しかし、効率化・省人化することで、ビルの利用者が利便性や快適性が損なわれないよう十分に注意する必要があります。
ビル管理業務の効率化・省人化のために、警備・配送清掃など、様々な分野でサービスロボットの活用が進んでいます。
ロボットが人の代わりとして、働き手の役割を担うようになってきているのです。しかし、人とロボットの安全な通行や、ビル内の円滑な移動に関する課題もあります。
そこで当社では、ロボットのシームレスなビル内の縦横移動を実現するロボット移動支援サービスを提供しています。
また他にも、これまで対面や掲示、人による案内などで行っていたさまざまな案内業務も、アニメーションライティング誘導システムを利用することで、省人化をはかることができます。
当社が提供している「てらすガイド」は、施設利用者に対して視認性の高い光のアニメーションにより直感的でわかりやすい誘導案内や注意喚起を行うことができます。
専用のソフトウェアにより現場で表示内容を柔軟に編集することができるため、案内を変更する手間を減らすことができます。
また、入退室管理システムやエレベーターなどと連携した誘導や注意喚起を表示することができ、省人化をサポートします。
1945年に愛知県名古屋市で創業し、什器や備品の企画開発、製造から店舗開設のプロデュース事業など幅広い事業を展開されている陳列機器の総合メーカー「Chunichi Group」。そのグループの一翼を担う中日産業株式会社様が、2019年2月、名古屋市内に中日販売(株)本社ビルを竣工。省エネ・環境対策に注力されていることもあり、三菱電機のBuilUnity(ビルユニティー)を核に多くの三菱電機製品を導入いただき、ZEBの建物を建設されました。その経緯と効果をご紹介いたします。
開業25年が経過し、設備機器の耐用年数から電気、空調、給排水、エレベーターなどが改修の時期を迎えていた。防犯・セキュリティシステムも同様で、システム全体の入れ替えが必要となっていた。
行政が提供する市民サービスは多岐にわたるが、一人ひとり異なる多様な人々に向けて情報をわかりやすく発信し、サービスをストレスなく利用してもらうことは、どの自治体にとっても課題となっている。兵庫県伊丹市では2019年から「Smart Itami宣言」のもと、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進。「デジタルがつなぐ 人にやさしいまち スマートいたみ」を目指して各種申請のデジタル化、オンライン化を進め、2022年11月に開庁した新庁舎においてはセンシング技術を活用した省エネ(ZEB)化、全国的に例の少ないスマート窓口の導入、デジタルサイネージによるユーザビリティ向上などに努めてきた。この“スマート市役所化”の動きの中で、「てらすガイド」はどのように活用され、市民の利便性向上にどう役立っているのか紹介する。