
竣工以来、安心・安全・快適をモットーに、きめ細かな保守管理や設備更新を行ってきたが、さらなる資産価値向上を図るため「ビルまるごとリニューアル」の検討を開始した。
-
インタビュー
エレベーターの利用を通じてビルへの良い印象を持ってもらいたい
利用者に快適なエレベーター空間を提供したい
エレベーターを活用して役立つ情報を発信したい
エレベーターは単なる移動手段ではなく
様々な機能やサービスを付け加えることで、
より「快適」で「便利」な空間にすることができます。
エレベーターの快適性を⾼めることで利⽤者や居住者の好感につながることが期待できます。
快適性を⾼めるためには「空気」「照明」「⾳響」と様々な環境を整えることが効果的です。
エレベーターを単なる移動手段としてではなく、より快適な空間として提供することで、利用者や居住者に対して建物への良い印象を持ってもらえることも期待できます。
エレベーター内の快適性を高めるためには、私たちが日々生活する他の室内空間と同様に「空気」「照明」「音響」など様々な環境を整えることが効果的です。
三菱エレベーターでは、エレベーター内の快適性を高める様々な機能やサービスを提供しています。
例えば、空気清浄と脱臭機能を備えた「ヘルスエア―®」や、エレベーター内を明るい印象に変える「LED照明」などを利用することで、快適性を高めることができます。
空気
天井に搭載したユニットが、電界・放電空間を形成することで、空気中に浮遊する様々な物質や、ウイルス、菌、花粉を抑制。PM2.5除去・脱臭効果により、エレベーター内を常に快適にします。
天井・かごサイズによって適⽤できない場合があります。
ヘルスエアー®の原理
放電電極と対向電極に直流電圧を印加し、空間に電界・放電空間を形成します。
放電電極はリボン形状を採用し、デバイス吸込み全域でカーテン状の電界・放電空間を形成します。
形成した電界・放電空間を浮遊菌などが通過することで、菌などを抑制します。
空気
「エレベーター専用エアコン」なら、エレベーターのかご室内を快適な温度に保ち、より快適な空間に変えることができます。
ドレン水(除湿水)処理は、自己蒸散方式を採用しています。
手間のかかる排水設備関連の工事がいらないドレンレスタイプなので、従来よりも低コストで、取り付けも簡単です。
照明
従来の円型蛍光灯に比べて発光面積50%アップ、消費電力も1/2に。
照明電源を含めた器具の消費電力。
LEDモジュールと蛍光灯/白熱灯の定格寿命比較。使用条件により寿命は変動する場合があります。
[試算条件]年間点灯時間3000時間、CO2排出量換算係数0.4kg/kWh(JEMA集計ガイドライン準拠)
JEMA:社団法人 日本電気工業会
音響
「安心ディスプレイ」に加え、インターホンスピーカーを利用して耳にやさしい音楽もご提供。エレベーター内のリラックス効果を高めます。
「リラックス」をテーマとした全9曲(約10分)
標準再生時間は、8:00~19:00
待機中やインターホン通話中は再生を中断します。
エレベーターの利便性を高めることで利用者や居住者の好感につながることが期待できます。
エレベーターの利用をより円滑にし、移動時間も有効活用できる環境を整えることが効果的です。
エレベーターの「快適性」に加えて「利便性」を高めることで、建物利用者や居住者の好感につながることも期待できます。
利便性を高めるためには、エレベーター利用者の手間を減らし円滑な移動環境を提供することが重要です。
また、エレベーターでの移動時間も有効活用できる環境を整えることが、利便性向上につながります。
三菱エレベーターでは、エレベーターの利便性を高める様々な機能やサービスを提供しています。
例えば、スマートフォンと連動してエレベーターの自動呼出しができる「スマートフォンサービス」や、エレベーター内のディスプレイを活用し情報発信をする「プラス・インフォメーションサービス」などを利用することで、利便性を高めることができます。
スマホでエレベーターを自動呼出し
かごや乗場のボタンを押さずに、エレベーターを自動呼び出しできるなど、スマートフォンと連動する便利で快適な新サービスを実現しました。
ディスプレイによる情報発信
「安心ディスプレイ」を情報メディアとしてニュースや天気予報など、お役立ち情報が表示できます。
お客様ご自身で画面を作成できる「M’s Cast」をご利用いただけば、コミュニティの掲示板や、テナント広告としても活用できます。
4カ国語によるアナウンスと液晶インジケータ
外国の方にも安心してエレベーターを利用いただけるように、アナウンスと液晶インジケーターについて4ヵ国の多言語化を実現しました。たとえばアナウンスでは、通常時は日本語・英語の2ヵ国語で、緊急時は日本語・英語・中国語・韓国語の4ヵ国語でお知らせします。
エレベーターの情報をスマホで確認
お知らせや休止情報など、ご利用者さま向けに、エレベーターの様々な情報がスマートフォンで確認できるサービスです。
竣工以来、安心・安全・快適をモットーに、きめ細かな保守管理や設備更新を行ってきたが、さらなる資産価値向上を図るため「ビルまるごとリニューアル」の検討を開始した。
JR田町駅前の再開発により1994年に竣工した「田町センタービル」は、竣工から30年近く経過し、エレベーターの更新時期を迎えていた。
入居物件の建て替え工事の最中に、新型コロナウイルスの感染拡大が発生。ウイズコロナ時代に対応し入居者に満足いただける安全・安心な住環境を提供するために必要な対応の検討を開始した。