
三菱ビルマネジメントシステム 総合カタログ
雄大な自然に抱かれた風光明媚な地で、ゴルフクラブとホテルを運営する祁答院リゾート様。
フラットな丘陵に展開する18ホールの「祁答院ゴルフ倶楽部」は、見晴らしのよいフェアウェイ、巧みにレイアウトされたバンカー、広大なグリーン、青空を鮮やかに映す池など、美しくも戦略的なチャンピオンコース。
また、そのクラブハウスに隣接する地上14階建ての「ホテル祁答院」は、結婚式場、大宴会場のほか、露天風呂、テニスコート、プール、パターゴルフコースなど多彩なアメニティを備えています。
ゴルフを楽しみながらホテルの洗練されたサービスを満喫できる、ハイクオリティリゾートです。
平成3年の創業から四半世紀、当リゾートではさまざまな設備の老朽化が大きな課題となっていました。なかでも、とくに問題視していたのが電気設備です。電力デマンドがオーバーしそうになると手作業で熱源機器のON・OFFを繰り返すという非常に手間のかかる方法で制御しており、電力使用量のピークを迎える夏場はいつも神経をすり減らしていました。過去には婚礼会場や客室のエアコンが効かなくなるというトラブルに見舞われたこともあります。
このような事態を招いた最大の原因が「どこでどれだけ電力を使用しているのかがわからない」ということ。そのため、電力使用量がピークに達した際も「どこをOFFにすればいいか」という判断が難しい状況でした。その解決策として、2012年に三菱電機ビルテクノサービスさんからご提案いただいたのがファシーマです。当リゾートでは創業当初から三菱電機製のエレベーターや空調などを導入しており、それらを統合するシステムとしても有効と考え決断しました。
ファシーマの機能でとくに魅力を感じたのは、やはり私たちが最も懸念していた電力の使用状況を“見える化”できる点。実際にファシーマを導入してみると「こんなところにこんなにも電力を使っていたのか」という発見がたくさんありました。また、定められた契約電力の中でデマンドオーバーを未然に防いでくれるので、事後対応に追われていた営繕担当スタッフの労力や心労も今では皆無といっても過言ではないでしょう。
さらに、稼働時間の把握により電力消費量を大幅に削減できることも大きなメリットです。当施設では導入前に比べ約20%もの削減を果たすことができました。また、ファシーマサポート契約によって半年ごとにファシーマレポートをご提出いただき電力消費にまつわる詳細なデータを得ることができるので、今後の設備更新を計画的かつ的確に行うことができます。これからもファシーマを上手に活用し、設備の最適化を図っていきたいと考えています。
施設全体の使用電力を自動で監視・管理できるため、従来は手作業で行っていたON・OFFの手間を解消。電力使用量のピークを迎える夏場でも、安定した施設運営を継続することが可能に。
これまで不透明だった電力の使用状況を見える化。「どこで、どれだけの電力を消費しているのか」という施設全体の電力使用料の把握が可能になり、さらなる節電に向けた取り組みに貢献。
電力使用状況の見える化にともない、電気設備の必要な部分、不要な部分、改善すべき部分が明確に。今後の電気設備の更新を計画的かつ的確に行うための裏付けとして活用することが可能。
祁答院リゾート株式会社様にはファシーマサポート契約の標準サービスである「ファシーマレポート」をご利用いただいており、半年ごとに分析結果をレポートで提出。さらなる節電を図るための指針としてご活用いただいています。
所在地:鹿児島県薩摩川内市祁答院町下手3600
建物名称:祁答院リゾート(祁答院ゴルフ倶楽部/ホテル祁答院)
敷地面積:1,200,300m²(ゴルフ場含む)
延床面積:12,965m²
JR大阪駅前で進む大規模再開発「グラングリーン大阪」。都市と自然の共存をコンセプトに、大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模と周辺の大型複合ビルなどにより構成される。2025年3月、地上39階・地下3階の南館パークタワーが開業。オフィスフロアをはじめ、商業施設・ホテル等が集積する。
「品質至上で未来を拓く」をスローガンに、自動車用オートマチックトランスミッション、エンジン、ブレーキ等の部品製造を手がけるエヌティーテクノ様。
三菱電機の入退室管理システム「MELSAFETY-G」を導入いただいた経緯と導入後の効果について、総務部の神谷 大様と林 勝則様にお話を伺いました。
1974年開院。高度救命救急センターに認定され、ドクターヘリを導入するなど、常に最新の医療、高度医療を提供し続けてきた愛知医科大学病院。
2014年5月の新病院開院にともない、利用者のさらなる安全・安心に向けて三菱統合ビルセキュリティーシステム『MELSAFETY-G』を導入いただきました。