
1974年に淀橋浄水場跡地再開発で建設された新宿住友ビルのリニューアル。1996年から大屋根を架けた広場の構想が開始し、2014年建築基準法改正によるエレベータシャフトの容積率不算入、2016年の特定街区変更などにより、2020年に約6,700m2の屋内広場を実現。1階オフィスコンコースは既存の赤御影石を残し、床・天井・壁の一部の内装は黒を基調とした色味の素材が採用された。上層階は順次リニューアルが進んでいる。
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ギャラリー
エスカレーターの故障や事故を未然に防ぎたい
万が一、エスカレーターの故障や事故が起こった場合は迅速に対応したい
エスカレーターが古く故障や事故が⼼配
エスカレーターの故障や事故を防ぐためには
「エスカレーターの安全機能」「適切なメンテナンス」
が⽋かせません。
エスカレーターは様々な人が利用する公共性の高い乗り物だからこそ安全・安心が求められます。
過去の事故事例も踏まえた安全機能を備えることが効果的です。
エスカレーターは、⼦どもからお年寄りまで、誰もが利⽤する移動設備です。公共性が⾼い設備だからこそ、誰もが安全・安心に利⽤することができるような対策が必要です。
しかし、エスカレーターの設置台数に⽐例して、エスカレーターに関わる事故も増加傾向にあります。あらゆる場所にエスカレーターが設置されるようになり、利⽤する⼈や機会が増えたことで、「転ぶ」「落ちる」といったエスカレーターの利⽤者災害が増加しています。利⽤者災害の事例から、「運転速度による転倒」「緊急停⽌時の転倒」に加えて、乗り⽅に起因した「転倒や転落」「巻き込まれ」が発⽣しています。事故を防ぐためには、このような傾向を踏まえた対策が効果的です。
エスカレーターの速度が速い場合、踏み出してから足を乗せるまでの歩幅が広くなり、バランスを崩しやすくなります。高齢になるにつれ、タイミングの合わせづらさを感じている割合が高くなります。
「 エスカレーターに係る事故防止対策について」
安全装置には「非常停止スイッチが押されたとき」「手すりの出入口に手元が引き込まれたとき」など、エスカレーターを緊急停止させる機能がありますが、その反動でバランスを崩して転倒することへの配慮も求められるようになりました。従来製品では対応の難しかった、微妙な減速が可能であるインバーター制御の採用ニーズが高まりつつあります。
エスカレーター事故を事故種別ごとにみると、「転ぶ」「落ちる」が9割以上を占めており、その多くは手すりにつかまらない等、乗り方不良に起因しています。バランスを崩す場合の他、他の人の転倒や荷物の落下に巻き込まれるケースも少なくなく、手すりの利用の重要性が確認されています。
「 救急搬送データからみる日常生活事故の実体」 平成30年
樹脂製サンダルや裾丈の長い衣服などの「ステップとスカートガード間への巻き込まれ」は後を絶ちません。このような巻き込まれ事故は、正しい乗り方を守っていれば防げることは言うまでもありませんが、ステップ上の黄色線の視認性向上、端寄りに乗り入れないよう注意喚起なども必要視されています。
三菱エスカレーターでは、事故の傾向を踏まえ、より安全・安心にエスカレーターを利用頂くために様々な機能を提供しています。事故リスクの軽減に向け、例えば「ゆっくりな速度での運転」「緊急時のスローストップ機能」「つかまりたくなる手すり」「正しい立ち位置ガイド」など、安心してエスカレーターを利用できる様々な工夫を施しています。エスカレーターを新設する場合はもちろん、既設のエスカレーターもリニューアルすることで、より安全性を高めることができます。
機種・仕様により適用できない場合があります。
適切なメンテナンスを⾏うことで故障や事故防⽌につながります。
蓄積された運⾏データも活⽤したきめ細やかなメンテナンスサービスを提供しています。
エスカレーターには万が一の事態に備え、様々な安全機能が備え付けられています。しかし、何かアクシデントが発生した場合に、十分な機能を発揮するためには、日ごろの適切なメンテナンスが欠かせません。エスカレーターに備わっている安全機能に加えて、きめ細やかなメンテナンスサービスと組み合わせることで、より安全・安心にエスカレーターを利用いただくことができます。
三菱エスカレーターメンテナンスでは、蓄積されたエスカレーターの運⾏データを活⽤しメンテナンスに反映することで故障による休⽌のリスクを軽減することができます。また、24時間365⽇、運転状態を遠隔で監視し、万が⼀の事故発⽣時には⾃動通報されることで、迅速な復旧対応につながります。
また、三菱エスカレーターメンテナンスでは、必要最低限の保守点検内容 約90項⽬をさらに細分化し、⼤きく上回る約500項⽬の点検を⾏っています。エスカレーターの性能を維持することで故障を防ぎ、より安全・安⼼・快適にご利⽤頂くために、きめ細かな点検を実施しています。
1974年に淀橋浄水場跡地再開発で建設された新宿住友ビルのリニューアル。1996年から大屋根を架けた広場の構想が開始し、2014年建築基準法改正によるエレベータシャフトの容積率不算入、2016年の特定街区変更などにより、2020年に約6,700m2の屋内広場を実現。1階オフィスコンコースは既存の赤御影石を残し、床・天井・壁の一部の内装は黒を基調とした色味の素材が採用された。上層階は順次リニューアルが進んでいる。
竣工から25年が経過し、施設内の重要な移動手段であるエレベーター、エスカレーターの更新時期が来ていた。
1969年に供用開始した大阪府・豊中市の大阪国際空港ターミナルビルで、今回運用しながらの大規模改修を行った。南北ターミナルビルや中央棟増築などにより、到着口を中央棟2階に集約。ペデストリアンデッキの改良も行い、バスやタクシー、モノレールからのアクセスを向上させた。