
三菱電機ビルソリューションズのショールーム見学や、長岡市のLED街路灯導入の実態などを通して、LED照明への関心が高まり、所有・運営管理するビルのLED照明への交換の検討を開始した。
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インタビュー
光熱費と快適性のバランスがとれた照明環境を整えたい
メンテナンスや管理の手間を減らしながら快適な照明環境を提供したい
屋内の照明環境を見直して明るい雰囲気にしたい
照明は建物の利用者や居住者の印象を左右する重要な要素です。
快適な照明環境を提供することで建物や空間に対する好感につながります。
また、光熱費やメンテナンス面も考慮し
最適な照明機器を導入することが効果的です。
照明器具は長年使用していると故障が発生する可能性が高まります。
適切なタイミングでのリニューアルが重要です。
照明器具は長年使用していると劣化は避けられず、10年を過ぎると故障が発生する可能性が高まります。また、使用環境によっては、外観だけで判断できない劣化が進み、故障や事故につながる恐れがあります。
安心・安全にご利用いただくためには、早めの点検・交換が大切です。
また、一度故障すると、修理や器具の交換に時間がかかり、建物の利用者や居住者の快適性を損ないます。常に快適な照明環境を維持するために、適切なタイミングでのリニューアルが効果的です。
照明器具の交換目安は約10年
設置から時間が経過した照明機器をリニューアルすることで、快適性の維持・向上だけでなく、省エネ・省メンテナンスにもつながります。
例えば、蛍光灯器具からLEDライトユニット型ベースライトへ更新をすることで、消費電力は約71%削減することができ、省エネによる光熱費の抑制につながります。
すでにLEDベース照明を使用されている場合も、旧来型の機種から新しい機種へ交換することで省エネにつながります。
例えば、2011年の直管LEDランプ搭載器具と比較すると、消費電力を約52%削減することができ、年々省エネ性能が向上しています。
照明機器のリニューアルは、省エネだけでなく、メンテナンス性の向上にもつながります。例えば、コーティングが施された照明機器を使用することで清掃やメンテナンスの手間を省力化することができます。また、蛍光ランプからLEDへの交換で長寿命化をはかることができ、交換の手間や費用も軽減することができます。
ナノコーティングによる汚れの付着の低減
蛍光ランプからLEDへの交換で長寿命化
快適な照明環境のためには空間の用途や目的に応じた調光が効果的です。
三菱の照明では、快適性を高めるための様々な照明機器を提供しています。
照明は、明るさや光色など、その種類も様々です。オフィス、商業施設、集合住宅など空間の用途や目的に応じて適切な照明を選ぶことが、快適な空間を提供するためにも重要です。
また、時代とともに変化する利用者のニーズに応じた照明選びも欠かせません。最適な照明環境を提供することで、建物や空間への良い印象形成にもつながることが期待できます。
同じ空間でも、用途や時間帯に応じて明るさや光色をコントロールすることで、快適な空間づくりにつながります。
三菱の照明は、豊富な調光機能を備え、各種センサの利用やスケジュール制御などにより、省エネにもつながります。
オフィスでの調光のイメージ
自動調光システム(MILCO.S)
また、心地よい空間を演出するために、他にも様々な照明機器を提供しています。例えば、空が青く見える原理を照明器具に応用し、本物のような青空を室内空間に届ける、青空照明 misola(みそら)。昼の青空だけでなく、日の出から夜までの移り変わる空の表情を自然に表現し、特別な空間をつくりだすことができます。
青空照明 misola(みそら)
三菱電機ビルソリューションズのショールーム見学や、長岡市のLED街路灯導入の実態などを通して、LED照明への関心が高まり、所有・運営管理するビルのLED照明への交換の検討を開始した。
本店機能の一部が入居する「JAバンク埼玉県信連事務センター」の竣工から30年が経過し各設備が経年劣化。現在の規模に合わせた設備の見直しや維持コストの削減により、「第14次中期経営計画」のテーマである「SDGs達成への貢献」や働きやすい環境づくりを目指していた。
蛍光灯は寿命が短く頻繁に交換作業が必要な上、お堂の天井が高く交換作業に手間がかかっていた。器具の経年劣化による火災の可能性もあり、LED化は以前より検討していたが、寸法等条件に合う製品がなく断念していた。