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目的/課題 | 約1300人がの社員が勤務する本社ビルにはエレベーターが5台あり、うち1台は非常用で社員は4台を利用している。工事を1台ずつ進めるとしても、残り3台しか使えなくなる。 |
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解決策 | 当ビル竣工依頼、エレベーターの保守を担ってきた三菱電機ビルソリューションズでは、混雑緩和の解決策としてエレベーター行き先予報システム「エレ・ナビ」の導入をご提案。 |
効果 | 朝・夕のピーク時、エレベーターホールが社員で混雑する風景が見られなくなりました。乗車時間も確実に短くなっています。 |
東京地下鉄株式会社の本社ビルは1987年に竣工しました。地上14階、地下3階の建物構造で、約1300人の社員が勤務しています。エレベーターは5台あり、うち1台は非常用で、社員は主に4台を利用しています。設置から30年余が経過し、更新の時期を迎えており、以前からリニューアルが検討されてきました。しかし、朝夕の出退勤のピーク時は、地下鉄直結の入場ゲートに社員が集中するため、エレベーターホールに行列ができる状態でした。1台ずつ工事を進めるとしても、使用できるのは残り3台となるため、さらなる混雑の発生は回避したいと考えていました。そこで、竣工以来、エレベーターの保守をお願いしてきたこともあり、よりよいリニューアル方法を相談しました。
混雑緩和解消策として、エレベーター行先予報システム「エレ・ナビ」の導入をご提案いただきました。混雑時は各階停止となりがちなところを、利用者がエレベーターに乗る前に行先階を登録し、同じ階の利用者をまとめることで、停止する階を最小限にする最新の群管理システムです。事前に時間帯別の入場者数や入場ゲート、エレベーター付近の混雑状況の調査を始め、「エレ・ナビ」の導入効果についてシミュレーションを行っていただきました。導入効果や、工事中の混雑緩和にも期待できたため、リニューアルを決断しました。
リニューアルの工期は短縮の検討を徹底して行い、1台あたり1ヵ月半で進めることになりました。さらに力を入れたのは社員への「エレ・ナビ」の操作方法の周知徹底です。設備課が主導して各部門の代表者を集め、「エレ・ナビ」搭載後のエレベータ―の使用に関する説明会を開くなど、操作方法の浸透を図りました。最初は行先階の登録を忘れたり、指示されたエレベーターとは別の号機に乗ったりする例もありましたが、使い方に慣れてくると、シミュレーション通りの効果が表れてきました。リニューアル後の社員の評判も上々で、朝夕のピーク時、エレベーターホールが社員で混雑する風景が見られなくなりました。乗車時間も確実に短くなっています。
今回のご提案では、工事期間中も極力エレベーターの輸送効率を落とさないための工夫を心掛けました。また、混雑緩和を推進するためには利用者の理解が重要であり、乗車前に行先階の登録を必ず行うといった「エレ・ナビ」利用の際の注意点をピックアップし、お客様にご案内するようにしました。普段から単にサービスを売る営業ではなく、品質管理も含め、あらゆるご相談の窓口になることを心掛けています。そのためにお客様の現場の技術部門の方々などとのコミュニケーションを大切にしています。公共事業に携わるお客様を担当する者として、何よりも品質の高い安全・安心をお届けすることを使命に行動しています。
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