ビルの資産価値を維持・向上させたい

ビル設備のリニューアルの必要性

ビル設備は日常のメンテナンスにより機能を維持回復することができます。しかし、適切なメンテナンスを行っていたとしても、物理的な劣化により、美観が損なわれたり機能が低下することは避けられません。また、急な故障によりビルの運営に支障をきたことも懸念されます。

そのため、設置から期間が経過したビル設備は、適切なタイミングでリニューアルすることで、美観の向上だけでなく、省エネによる運用コストの削減効果や、利用者の快適性・利便性の向上なども期待でき、ビルの資産価値維持・向上につながります。

さまざまなビル設備のリニューアルサービス

ビルにはさまざまな設備が備え付けられています。それぞれが重要な役割を持ち、日々のビル運用に欠かせないものです。当社では、エレベーター・エスカレーターや、空調設備、照明設備などをはじめとして、ビルに関する多くの設備リニューアルを手掛けています。資産価値の維持・向上に向けて、ビルやお客様の状況に応じた最適なご提案をすることができます。

当社がリニューアルを手掛ける機器/システム

最適なリニューアルと
ライフサイクルコスト削減に向けたソリューション

最適なビル設備のリニューアルに向けては、中長期でのビル運営を見据え、ライフサイクルコスト（LCC）の観点から更新・修繕計画を立てることが重要です。ライフサイクルコスト（LCC）とは、建物のライフサイクルに要する総費用のことで、建物を維持するための費用(日常の保守・修繕費用・大規模改修など）が含まれます。建物や設備の長寿命化を図るためにも、予防保全も含め適切かつ計画的に修繕を行い、ライフサイクルコスト（LCC）を最適化することが重要です。

当社では、日々の省エネによるエネルギーコストの削減を行い、設備投資に還元することで、中長期的な資産価値の維持・向上につながるソリューションを提供しています。

ライフサイクルコスト（LCC）に基づいた省エネ対策と建物設備運用プラン

ファシーマサポート契約オプション スマートプランニングアシスト

ビルのデータ蓄積と利活用により価値を創出する
スマートシティ・ビルソリューション

社会環境の変化にともない、ビルや建物を取り巻く課題も変化してきています。
当社のスマートシティ・ビルIoTプラットフォームであるVille-feuilleでは、ビルと繋がることで時代に応じた価値を生み出すことを推進しています。ビルの様々なデータを吸い上げ、蓄積し、利活用することができます。

例えば、エレベーターやその他の設備と連携しロボットの安全で確実なビル内移動をサポートするサービスを提供しています。また、ビルの内外のデータを収集・分析することで、空調や照明などの様々な設備を制御し、快適な空間を提供することもできます。

また、Ville-feuilleは将来のあらゆりニーズや環境変化に対して、発展し続けるソリューションです。例えば、ロボットとの協働を通じた人やモノの導線の最適化や、蓄積したデータをAIで解析しシミュレーションに活用するなど、時代に応じた価値を提供し続けることをめざしています。

省エネと創エネで資産価値向上につながる
ZEB^※ソリューション

ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは、快適な室内環境を保ちながら、省エネと創エネにより一次エネルギー消費量を大幅に削減し、年間のエネルギー収支をプラスマイナスゼロ（もしくは創エネ量＞消費量）とする建築物のこと。

ビルをはじめとする建物には、地球温暖化対策や、資源・エネルギーリスク対策、生産性向上、自然災害への備えなど、様々な社会課題への対応が求められています。
当社では、エネルギー消費量を減らす省エネに加えて、太陽光発電などによる創エネを組み合わせて、建物のエネルギー収支をゼロにする、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)ソリューションも提供しています。

ZEB化には、省エネや環境負荷の低減に加えて、他にも様々なメリットがあります。建物内の快適性向上やBCP対策にもつながり、建物の資産価値向上も実現することができるソリューションです。当社は、ZEBプランナーとして、ZEBの実現・普及を推進しています。